眠れない夜Part.2

眠れないからつらつら書いている。
山田太郎の５話をリピートする。家族が寝たあと、自分の短冊を笹に
掛けた後、よしこの寝顔を見ながら、そっと横座りして微笑む姿に
どきどきした。おまいはかーちゃんより女らしいぞ。

杉浦がとうとうキラースマイルにやられたわけだけど、
忍成くんは、「ノンケでしかもちょっとやな奴」が
「ある日そっちに目覚めて悩んじゃう」役、いいですね。
映画「TAKI183」でも同じような設定の役をやっていた。
高価な化粧品のストリートセールスをしていて
持ち前の美貌で化粧品を女の子に売りつけ、自分に夢中にさせといて
クーリングオフできなくなった時間を境に女の子を捨てる、いやーな奴だけれど、
手塚とおる扮する、女装男に売りつけたことからかかわりを持ち始め
やがていとおしく感じてしまう役だ。最後の、ビルから飛び降りた女装男を
思わずかき擁くシーンはこの映画の最高のシーンだった。
つかさん主役の映画にも関わらず、この２人のエピソードが一番よかった。
悔しいけど。
で、たしかメイキングビデオの中で、女装男の家がある川端のシーン、
川の上に渡した細い板の通路を、女装男から走って逃げていくところがあって、
カットのあとも止まらないで（止まれないで？）、通路から川に落っこちた忍成くんが
なんかすごく好きだなーと思ったのを覚えている。

先月ある場所で遭遇、「TAKI183」よかったです！て
声掛けようかな思ったけど、
キャップ何度も直して周りにわかんないようにして、
分厚い２段組の単行本を抱え込むように読んでたので
止めました。そんなに体ちっちゃくしなくてもええやん、て思うほど、
ちっちゃくなってて可愛かったです
全然杉浦じゃないし。

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