度肝を抜く「bourne-ultimatum」


おととい「bourne-ultimatum」を観る。


クレジットが流れたとたん、拍手したくなったアクション物は
「die hard」(もちろん1)以来かも。


動体視力を常に試されるような、めまぐるしいボーンのアクションと
世界中の都市の、駅や、下町、大都市のハイウェイ、を走り抜ける
スピードは、今までの映画では体験したことがない。
ロッコの白壁の家の下町は坂と海と路地のショット満載で、
わくわくした。
くそ狭い路地とちまちました集合住宅を屋上まで通り抜けて
屋根づたいに追いかけっことか面白いんだけど
ものすごいスピードと細かいカット。
シチュエイションとしたら
昔の香港映画にもよく出てくるが、今観比べたら
もう、スローモーションでやってるとしか感じられないだろう。


ニューヨークの殺し屋とのカーチェイスは、
もう、ボーンか殺し屋と同乗してるみたいな臨場感を感じた。


こんなにアクション満載なのに、ストーリーだっておざなりなわけじゃない。
殺人マシーンとなってしまったボーンの苦悩もきちんと
描きながら話は進む。


ラストシーンはめちゃめちゃかっこええよ。よし、いけぇぇぇぇ、って心で叫んだ。


なんかもうすごく「志」の高い映画を見たような気がして気持ちよかったです。


CIA内のシーンに突っ込みどころはあるだろうけど、
「機密書類をあんなに外から見えるところに、
しかもブラインドも閉めずに入れんやろ」とかね。


1はDVDで観たはずだけど、2は未見。
スクリーンで見たいけどどっかやんないかなぁ。