塩おでん

人間本気で凹むと、文章になんかできないものだと、ここ2週間。まだ浮上したわけではないが、書き込めるまでには浮き上がってきた。
たぶん一生忘れない、この2週間とあの電話。自分の判断が正しかったと信じたい。
今後どの時点で「まちがってなかった」といえるのか分からない。
自分が気にしてるその人は、こっちの凹みなんか知らずに、ひょっとすると今頃舌なめずりして夜遊びに行こうとしてるのかも知れないのだから。
もう一人の気にしている人間の表情が、たとえば1年後も曇っていなければ、50パーセントは正しい。
でも「正しい」と「これがいいんだ」の間は、対岸の見えない河のように果てしなく思える。

日曜に病院に会いに行く。晴れて空気が澄んでお正月のようで、気持ちのいい日だった。びっくりするほど喜んでくれて嬉しかった。一緒にアトリウムでやっていたクリスマスコンサートのリハーサルを聴いた。
今の時点では誰でも手放しで「よかった、よかった」といえる話ではないけど、でもある点で自分はいいほうに促した、と思っていることは確実なので、今日以降は、考えてもせんないことはもうやめる。
みんな、生き延びるのだ。とにかくそこからだ。


エントリは「塩おでん」、作ったよ。これがおいしかったのよ。だしがかんたんな割にいけています。相方がなかなかおいしいって言ってたくらいだからな。関西風なあっさりおでんってかんじかな。昆布茶ってすごいねえ。
GRAを見て材料を確認し、ねたを作る。GRAさんありがとう。情報番組だったんだね。いい釣りアジが手に入ったので、つみれをつくる。アジのつみれは「入れたら味とか出汁がにごりそう」と思ったが、なんのなんの、すんなりおでんの具になりきっちゃって、味もこの具が一番気に入った。もともと大根もらったから作ったおでんだけど、大根そのものがイマイチなお味だったようで(あるいは湯がき方がまずかったのか)、残念だった。

この「おでん」の回と今回の「お正月」研究会のGRA、初めてHDDにしばらく残しておこうって思ったよ。
やっぱりロケさせると面白いな、あらぴ。