ラスト、コーション


ブログを書くのが最近億劫になったんだけど、なんでかな。


タン・ウェイ、またいい女優が見つかったものだ。なんだか中国の女優さんと言うよりは、日本とか台湾とかのアイドルみたいな可愛い系の顔をしてて、見る前は違和感が若干あったけれども、
鑑賞後は、中国の美人顔の系統、ややきつめ、気の強そうな顔の人じゃこのラブロマンスは全然違う雰囲気になったろうなと思った。
トニーと彼女のお互いの気持ちの探りあいから、トニーが彼女にどっぷりおぼれていく過程が見もの。
彼女の歌う昆曲(?)と踊りを見つめながら、タバコを持つ手がわずかに震えだして泣き出すトニーがいとおしくみえる。彼女はどの辺から彼に「最後の一言」を言う気持ちが気持ちが湧いてきたのだろう、と思うともう一回見返してみたい気もする。でも最後のシーンが夢に出てきそうで怖かったので、しばらくたってからでいいです。
戦争の混乱の中で咲いた悲恋物語、18禁あり
の、中に主演でトニーが出ていると言うだけで私的5つ星であります。
トニー、もう敵なしに演技がうまいし。


つけたし:抗日運動のメンバーにクーユールン、久しぶりー。若いな。麻雀の面子に「風月」に出てた女優さんもいたな。
つけたし2:TVのCMでは日本人のイメージソングがついているけど、まったく違う映画に見える。こんなメロディがつく映画じゃないはずだ。よくある作戦のようだけど、なんのために映画にはまったく出てこない歌をつけるのか未だに理解に苦しむ。