ステップアンドゴー

おことわり:「監査法人」の感想はあんまりないです。若杉役の人のファンブログです、あしからず。



カテゴリを間違えてるわけじゃないよ、
週末「監査法人」の最終回を見たあと、ついステップ&ゴー!ってつぶやいた。


最終話に近づいて来ると、経済をめぐるドラマより、会計士の苦悩が中心の人間ドラマになってきて、
つかさん好きとしては、それもなかなか面白い展開でした。
ただ、初めの飛鳥屋の粉飾を暴いた時くらいの緻密さで、
尾張部品の会計や再生にせまる展開があったら
もっと「希望」っていう言葉の明るさも生きるように思ったけど、
最後のエスペランサでの会議中、小野田に尾張部品の監査を頭を下げて頼むシーンで
かなりぐっとくるものがあったので、不満はありません・・。
あのシーンよかったねぇ。
小野田に向き直る時の目の力が、つかさんの真骨頂だと思いました。



今見ると、出演者の顔ぶれがすごいですね。
最後は大滝ひでじさんですか。
でも橋爪さんとのバーのシーンしかり、どんなベテランと絡んでても
つかさんののびやかな演技は変わらないですね。
最終話は特にひでじさんに「一緒にやっていきましょう」と説得する時の、
前半とは打って変わって優しいまなざしに若杉の成長を感じました。



うまいこと書こうと思うと書けないもんだけど・・



つかさんはいつの間にか扉を開けて、次のステップに進んでる。
HDDを最近整理してて、初期キャッツとかついチラ見してたけど、
まー、勢いのある演技ではある、ちょっと笑っちゃうほどね。
2,3年前くらいから変わってきたなぁと感じていたけど
今回のドラマでちゃんと物語を語れる役者になってて驚いた。
でも、独特の存在感はそのままで、なのにヘンな気負いもない演技で。
不思議な俳優さんだと思います。
あらぴさんたちにも通じるけど、
着実に自分の足で一歩一歩前に進んでいる過程が見える一人です。


次の釣りの映画はかなり大きなプロジェクトみたいですね。
「三丁目」のスタッフとか、「きさらぎ」の脚本家とか。
日テレさん、力いれてくるのかなぁ。
ここにきてぐんといい内容のものが続いて嬉しいです。
主役級の役どころだし、これを機会に広く、今より知られることになりそう。
某TV局と決別したらいい運気になってきたんじゃ?・・いやいやそれ以上言うまい。