冬のドラマ

今週は新しいドラマがたくさん始まりました。宣伝がすごいので、そのなかからなんとなく見たくなってきたドラマ
ひみつの花園
拝啓、父上様

の二つを見ました。

「ひみつ〜」は釈さんのコメディエンヌぶりと4人兄弟の漫画家{4人でひとりの}「花園ゆり子」それぞれおもしろかった。
あんなキャラクターも顔も違う兄弟ってあんのかい。釈さんをからかう、イケメン兄弟の中で、唯一おもろい顔をした人はなんて人?表情が面白い人だ。

きっとこの兄弟の中の誰かと釈さんが、恋仲になるとか、なんかありそう。オリジナル脚本の楽しみだね。


「拝啓、〜」

八千草薫萌え〜、です。大女将の八千草さんが内緒の話を花板さんにするときに、(他に部屋に人もいないのに)「近くに寄って・・」とチョイ上がり調子にささやくところ、うわ、カワええ。どんどんちかづけさせといて
「・・もうちかづけません(困)・・(花板:梅宮辰夫)」言われとる。
超大物政治家の愛人だった人という役、ちょっと天然で、のんびりして、あんな色っぽくてかわいい八千草薫はみたことありません。


これは毎週見よう。大好きな「路地」と「坂道」の町の風景がこれでもかと出てくる。
それだけでも見る価値があるドラマだと思います。
神楽坂にはまだ舗装されてない道、路地がいっぱいあるんですね。ニノくんが新入りを迎えにいって走り回る神楽坂、
人一人やっとの細い抜け道のような路地、その道にも家や店がひっそりとあって、人の生活や仕事の息遣いみたいなものを
感じられていいなあ。東京の真ん中にこんな町があることが奇跡かもしれない。
高層マンション出てけっ!料亭「坂下」がんばれ!

倉本総のドラマは「北の〜」も「優しい〜」も見てないけど、こんな見ててくすくす笑える脚本を書く人なんだ。
出てくる人みんな面白いよ。ニノくんも、新入りも、高島礼子:雪乃ちゃん(ニノのママ)も板前さんたちも素敵だ。


華麗なる一族」を見る気にはなりません。
「アカネ」を見ていた時期に、「華麗〜」の製作発表をTVで見て、
TBSを本当に嫌いになった。
予算がなくても、時間がなくても、「楽しい」ものを作ることはできたんじゃないか?「アカネ」は?
くだらないけどおもしれぇってドラマはできるよ。「木更津〜」だってそうじゃん。

今のTBSは何を作りたいのかわからない。
人気者を出してばんばん宣伝するのもいいけどさ
視聴率が一番なのかねぇ。人気漫画とか人気映画とか扱っていればなんとかなると思っているのかねぇ。
秋のドラマもことごとく魅力を感じなかったんです。悲しくなった年末でしたよ。
TBSはどうなろうがいいけど、ただひとつ気になっていることがある。



磯山晶P、元気ですかー??!!