2008-03-03 消しゴムの孤島 days 一瞬で物語が立ち上がる魔力をもう一度見たかったけれど。 言葉の魔術界でそれは年を経て円熟するとはかぎらないみたいだ。 「海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり」 「わが通る果樹園の小屋いつも暗く父と呼びたき番人が住む」